第二十四回 - 700字文体シャッフル企画

700字文体シャッフル: ラストオーダー!

テーマ: しゅうまつ

投稿期間: 12月29日 ~ 12月31日

予想期間: 1月1日 ~ 1月4日

参加方法: 以下のグーグルフォームに必要事項を入力して送信してください

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfS_bEcDKsx999eEdiNLdL7eaNmpXsB-G8BaJm8dJiZtzgDZw/viewform?usp=sharing

レギュレーション: ①700文字以内 ②今まで世に出していない ③1作まで ④社会性がある ⑤AI作でない ⑥読解可能な文章である

※ レギュレーション違反の作品は公開されないか、公開後に気づいた場合は非公開になります。事前連絡は基本できません。暴れるときは空気を読んで自分の責任で!

Q and A

Q.文体シャッフルって?
A.みんなで匿名で文書いて、それを誰が書いたか当てる企画です!だから何書いたかいうなよ!

Q.過去作は?
A.下記リンクから文体シャッフルハブに飛べます!

http://pond-of-lotus.wikidot.com/500or700

Q.構文は?
A.by ukwhatnukwhatn。偉大なる御大に感謝。



主催 - machikawamachikawa

技術協力 - Dr_KudoDr_Kudok-calk-cal

原案者 - machikawamachikawa






A グループ


A グループ

この作品の作者は FireflyerFireflyerさんでした!
予想結果: Fireflyer×4, Nanasi1074


今日のボロの観測所は、普段より少しだけ暖かった気がする。電球を新しいものにしたからだろうか。少しだけ厚着をしているからだろうか。

「まだ出ないんですよね。例の星は」
「そーだね。もうそろそろ出てもいいんだけど」

ぬるいコーヒーを啜る。手が悴む。もうすぐ南中時刻のはずだった。

「やっぱり、バカだったんじゃないですかね?そもそもこの場所から見れる確証なんてないじゃないですか」
「なあに、運の絡まないゲームは面白くないじゃない」

セーターに包まれた丸眼鏡のサークルの先輩はそう語る。丸い笑い方をする彼女は時々こうして町外れの天文台で星を見る仲間であった。南側を見つめる彼女の横顔は、間違いなく綺麗であった。

「でも、悪くないとは思わないかい?こうして、何でもない日に特別に意味を作って、人間の力ではどうしようもないものを待つというのも」

得意気にそう言う。電球がちかちかと点滅した後、消える。少し気温が下がってきたみたいだ。

「まあ、確かに最後にジャンプとかするか?みたいなバカみたいな提案よりは、100倍マシでした」
「バカにするなよなあ。あんときは本気だったんだ」

意味のない走馬灯が過る。本当に、意味のない。あるだけの。

地面がぐらつく。風も強くなる。

「なあキミ。あれって」

目が痛い。風を遮りながら、ゆっくりと目を開ける。すると。

山の隙間から白い星が見えていた。カノープス。それが私の目が捉えた最後の光になった。


B グループ

この作品の作者は EianSakashibaEianSakashibaさんでした!
予想結果: EianSakashiba, teruteru_5, rokurouru, tateito


何者の敵にも味方にもなりたくない。創作を始めた理由だった。

「創作に逃げた」が正しいか。血の繋がった人たちを含めた関係というものに嫌気が差し、そんな俺は人らしく生きれないという事実と、0の自己肯定と、99の承認欲求から逃げられる場が欲しかった。

創作のための文章や音楽は未経験だった。低空飛行が続き、また逃げようとした矢先に面白がってくれる人たちが出始めた。ここにいていいのかと、俺自身を許せるかもと勝手な希望を抱けた。

俯いた顔を上げる余裕が出来ると、先人たちの歩んだ道と目標を見つけることが出来た。俺の心を値踏みしたら逃げられるような楽な道には見えない。でも先人たちは楽しそうに道上で道標として歩み続けていた。

何者にも俺の創作をぶつけたい。敵味方の狭い尺度ではなく、好敵手として。

4年経った。俺にしては長く続いた。人と関わることも苦痛ではなくなった。だがそれは宇宙船に乗って逃げた先での話だ。故郷の星に置いてきた災厄が「それをやめろ」とお終いを説いた。

逃げたい、怖い。以前ならその2つで心が一杯だった。だが今は状況を変えたいという期待、老いた家族と向き合う覚悟、それは逃げるべき敵ではないという目標があった。俺が創ったものじゃないけど、理由は分かっていた。

いつの間にか多くのものを貰っていたんだな。創作を始めてからだけじゃない、始める前からずっと。

相棒であるビグスビー付きのテレキャスを持って終末の発生源へ駆け出す。全力を出せる自信があった。この物語の主人公は終末齎す災厄ではなく、俺自身だから。

そして俺は主人公として、この物語をまだ終わらせる気がないから。


目利き部門


総合優勝

KiygrKiygr

(15pt.)


総合2位

eagle-yukieagle-yuki

(9pt.)


総合3位

TsukajunTsukajun, EianSakashibaEianSakashiba

(5pt.)



Aグループ優勝

KiygrKiygr

(9pt.)


Aグループ2位

eagle-yukieagle-yuki

(6pt.)



Bグループ優勝

KiygrKiygr

(6pt.)


Bグループ2位

EianSakashibaEianSakashiba

(5pt.)



文体当てられ部門


総合優勝

FireflyerFireflyer

(4pt.)


総合2位

Hoojiro_sanHoojiro_san, machikawamachikawa, eagle-yukieagle-yuki, konumatakakikonumatakaki

(3pt.)


総合3位

1NAR11NAR1, Musibu-wakaruMusibu-wakaru, BARIGANEsenshaBARIGANEsensha, TsukajunTsukajun, izhayaizhaya

(2pt.)



Aグループ1位

FireflyerFireflyer

(4pt.)


Aグループ2位

Hoojiro_sanHoojiro_san, machikawamachikawa, eagle-yukieagle-yuki

(3pt.)



Bグループ1位

konumatakakikonumatakaki

(3pt.)


Bグループ2位

BARIGANEsenshaBARIGANEsensha, TsukajunTsukajun, izhayaizhaya

(2pt.)



主催 - machikawamachikawa

技術協力 - Dr_KudoDr_Kudok-calk-cal

原案者 - machikawamachikawa