第廿一回 - 700字文体シャッフル: コンセプチャル!

第廿一回 - 700字文体シャッフル

テーマ:

gazou.png

投稿期間: 5月19日 ~ 5月23日

予想期間: 5月24日 ~ 5月26日

参加方法: 以下のグーグルフォームに必要事項を入力して送信してください

参加は締め切りました。

レギュレーション: ①700文字以内 ②今まで世に出していない ③1作まで ④短歌でない ⑤社会性がある ⑥AI作でない ⑦読解可能な文章である

※ レギュレーション違反の作品は公開されないか、公開後に気づいた場合は非公開になります。事前連絡は基本できません。暴れるときは空気を読んで自分の責任で!

Q and A

Q.文体シャッフルって?
A.みんなで匿名で文書いて、それを誰が書いたか当てる企画です!だから何書いたかいうなよ!

Q.過去作は?
A.下記リンクから文体シャッフルハブに飛べます!

http://twilight-off.wikidot.com/500or700-hub

Q.構文は?
A.by ukwhatnukwhatn。偉大なる御大に感謝。

Q. ハートの絵文字……?
A. 自由に解釈してください。作中にあの絵文字を使う必要はありません。マイナーな絵文字を使ってるのは、白抜きハートなどを使って変な文脈が乗るのを避けたかったためです。




A グループ

この作品の作者は Rivi-eraRivi-eraさんでした!
予想結果: Rivi-era×5, WagnasCousin


美しい人間だと店で見た時に思った。陳腐な感想だ。
何かを愛する上で美しいものが良かっただけに過ぎない。その上で好都合なだけだった。
然れども、愛というものが一方的である内は満たされる事はない。故に孤独は消えなかった。

人は咲いた花を愛でる。彼らにとって咲いていない花は雑草である。
蕾に関心を寄せる者も中にはいるが、それはその蕾が未来に咲く事を断定しての事で、咲かない蕾にもまた価値は無い。
群衆の中に己を固定化するためには色が要る。
その人間に私というものを示すのが花の色ならば、私は咲かせる必要がある。

頭の蕾は未だ咲かず、ただ夜露に先を濡らしている。
温室には彼女が欲しがった花々が増え、クロゼットの一角には彼女の為の服が増えた。どれも、美しい花の刺繍があった。
愛の注ぎ方が合っているのかも分からない。ただ、私を覆い隠していく物が増えている気がした。

彼女は季節が一巡りする毎に美しくなり、私の心の奥には劣等と苦悩、濁った愛だけが溜まった。
彼女の頬に手を添えても冷たさしか感じられなくなった夜に、胸の奥から迫り上がる嘔吐感と共に蕾は開いた。

美しい黄色に咲いた薔薇は、今まで彼女が求めたどの花にも無い色で私は舞い上がった。
「薄らいだ愛の花を、貴方は咲かせたのですね。もう私には興味が無いのでしょうか」
いつの間にか後ろにいた彼女の声は同じ様に冷たかった。
「それとも、他の花達に嫉妬していたのですか。異形の花は一人しかいないのに」
私は、何も言えなかった。
吸い上げられて醜い色の抜け落ちた心と共に、彼女の言葉を黙って聞いていた。


目利き部門


優勝

KiygrKiygr

(9pt.)


2位

EianSakashibaEianSakashiba, eagle-yukieagle-yuki

(7pt.)


3位

meshiochislash does not match any existing user name

(5pt.)



文体当てられ部門


優勝

Rivi-eraRivi-era

(5pt.)



主催 - 新星コンに作品を投稿しているRuka_NaruseRuka_Naruse

技術協力 - Dr_KudoDr_Kudok-calk-cal

原案者 - meshiochislash does not match any existing user name