ジャムコンがやりてぇ奴ら!とりあえずこれやろうぜ!
500字文体シャッフル:リバイバル!
締め切りましたー!答え公開中!
テーマ:青
参加方法:meshiochislashのTwitterかDiscordのdm、wikidotのpmに500字以下の短編を投げる。投稿制限なし。
参加資格:SCP-JPに著作がある。
Q.文体シャッフルって?
A.みんなで匿名で文書いて、それを誰が書いたか当てる企画です!だから何書いたかいうなよ!
Q.期間短くね?
A.ああ!
Q.過去作は?
A.俺の過去作は上の「作品」タブのtalesから観れるぞ!
Q.構文は?
A.by ukwhatn!
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心を救え。 by m^4
赤枠は複数書いています
2MeterScale
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著者ページ
GermanesOno
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著作
konumatakaki
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著者ページ
ichinasi234
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著者ページ
Kuronohanahana
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著者ページ
meshiochislash does not match any existing user name
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著者ページ
AmamotoIkuma does not match any existing user name
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jp 著作
aisurakuto
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著者ページ
souyamisaki014
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著者ページ
stengan774
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著者ページ
- No.1
- No.2
- No.3
- No.4
- No.5
- No.6
- No.7
- No.8
- No.9
- No.10
- No.11
- No.12
- No.13
- No.14
- No.15
- No.16
- No.17
- No.18
- No.19
- No.20
- No.21
- No.22
- No.23
- No.24
- No.25
- No.26
- No.27
- No.28
- No.29
Answer.Utsuki-K
kronohanahana×2 Utsuki-K nununu meshiochislash p51 souyamisaki014
「食欲が失せる」
写真を見せた第一声がそれだった。
「カワイイじゃん!絶対美味しいっしょ」
「真っ青なアイスはアタシの趣味じゃない」
「大丈夫、これソフトクリームだから」
サキちゃんは細めた目からイラだちをこぼしながら、額にデコピンをしてきた。私は大げさに痛がりながらも、渋谷に行こう行こうと机を叩く。
「そもそも味とか原料は何よ。ぶどう?合成着色料?」
「味はアーモンドだけど、なんだっけ、えっとね、『も』」
「も?まりもとかの、『藻』?」
「そう。『藻』」
本当は青いソフトクリームなんてどうだっていい。でも私は、そのどうでもいいことを一緒に体験して、もっとサキちゃんと一緒の時間を過ごしたいんだ。
「まあ、アタシ今日バイトだから」
「そっか……ごめんね、なら」
「……5時半には渋谷出るよ」
こういうところが好きなんだ。照れ隠しか、半身になって横を向いたサキちゃんの腕に抱きつく。
「やったー!サキちゃん大好き!『藻』!『藻』!」
「声が大きい。あと暑っ苦しい」
教室のカーテンがはためいて、熱く湿った風が教室に流れ込む。今年もいい夏になりそうだな、と思った。
Answer.0v0_0v0
Utsuki-K nununu AmamotoIkuma aisurakuto meshiochislash tolpo r-00x
今日は天候に恵まれている為、青葡萄の洋菓子を作ることにする。
青空を切り取るため、裁ち鋏を持ち脚立を登る。空に近づくと、夜空の星を造り出す小さな穴が所々に開いていることが良く分かった。端の空に刃を立てぴいい、と歪に刳り貫く。
家へ戻り、先日使った薄雲の余りを鉄の椀に落とし、青空をちぎりながら散らしていく。指先に付いた青空を舐めてみると、酸味が舌先から広がり唾液の量が増えた。
椀の中身を混ぜると次第に雲が水色に染まっていき、入道雲のように体積を増やした。大きな匙で掬い上げ、市販の円柱小麦菓子を塗装していく。しかし、何やら妙だ。
「嗚呼、然ういえば、仕上げの果物を忘れていたわ。」
陽の沈んだ山へ駆け出し、夕日を指先で千切り丸く形を整える。そして青葡萄の台座の上にそっと乗せる。淡い青色と夕日の煌々とした赤が混ざり合い、朝焼けのような藤の色に為る姿が、とてもとても美しかった。
Answer.souyamisaki014
dr_kudo×4 stengan774×2 tolpo
「「3、2、1! へいらっしゃい!」」
2皿のスシが射出され、激突する。
弾きあい、また近寄ってはぶつかる、少年たちの魂。
「まるで俺たちみたいだな……ぶつかって、離れて、またこうしてぶつかった!」
「言ってろ。今度こそ俺はお前に勝つ!」
2人の少年が咆哮し、スシがひときわ激しくぶつかった。
「帰ってこい、闇寿司なんかやめて! このまま寿司界が闇に呑まれたらスシブレードバトルもできなくなるんだぞ!」
「ふん、知ったことか! 俺は今ここでお前を倒す! それ以外のことはどうでも良い!」
わかりあえない少年たちのように、スシはぶつかり合う。
「……ッ! ならお前を倒して止めてやる! 必殺転技! 黒・鱗・閃ブラック・マジック!!」
黒い火花を散らし、少年のノドグロが超加速する──!
「ふん」
「何がおかしい」
「いや、その程度で俺に勝つなどとほざいたのかと」
「何!?」
少年が、おもむろに1枚の札を掲げた。
「2貫のネタを生贄に捧げ、俺は《青眼の白竜》を召喚する!」
「ッ!?」
「喰らえ、《滅びの爆裂疾風弾》!」
「グアアアーーー!」
号令と共に竜が口からビームを放ち、相対したノドグロは消し飛んだ。
「見たか。これが俺の──ドラゴンだ」
Answer.tolpo
izhaya meshiochislash souyamisaki014 0v0_0v0 v-vetman p51
夜10時、この時間が1番ヒトはダメになる。
かく言う俺もおもむろにPCを起動して、青色をしたTwitterをぼんやり、なんの事も思わずに眺めている。他人からは虚無だと言われるかもしれないし、実際虚無だと言うことはなんとな〜くだが自覚している。
見てたら突如のブルースクリーン。クソみたいに古いやつ使ってるからそうなると言ってしまえばお終いだった。スマホでもTwitterは見れるが、やっぱりデカい画面の方が色々良かった。(タブレットの選択肢はない。悪かないけど金がない。)ついでにツイートやらdiscordで会話するにもキーボードの方が慣れている。
さて、PCがダメになった。やむを得ずスマホを使って見ることにした。スマホもPCも画面が青いことには変わらなかった。今も映し出されるのは──青の種類は違うが同じように──ヒトをダメにする青だった。Twitterやdiscordなんかの。世にはスマホとかの関連ワードとしてブルーライトという言葉があるが、その語源がそれにあるんじゃないか?とか思ってしまう。いや実際は違うんだろうが。
かれこれ深夜1時。今日もまた外での憂いを一時忘れ、まだまだ青い光でダメになる。
**Answer.2meterscale **
2meterscale×4 Utsuki-K nununu souyamisaki014
満ちる空。落ちる海。遥かに聞こえる雷鳴の兆し。響く青。歌う青。彼らの力が大いなる箱舟を作り上げた。青から点へ。点から群へ。群から線へ。線から螺旋へ。螺旋から青へ。そして、また青の外から青へ。
「あの小さいお船は、旅に出るの?」
背中に投げた声が青に反響して、いま青をもってその意味とする。
波打つ野。せり立つ森。遥かに聞こえる瀑布の兆し。囲む青。抱く青。彼らもまた、青の一部となった。青から点へ。点から群へ。群から線へ。線から螺旋へ。螺旋から青へ。そして、また青の外から青へ。
「キミとボクの違いって、なあに?」
背中に投げた声は青に包まれて、いま青をもってその意味とする。
「ねえ、どこに行くの?」
失われるものはない。青を億層重ねても、それは決して黒にはならない。いつまでも透き通り、混ざり合い、しかし言葉によって定義されることはない。手を伸ばせば青は親愛をもって受け入れる。手を引けば、青は責務をもって送り出す。それは、子供を見守る母親のように。やさしく、そして厳しい。冷たく、そしてあたたかい。惑う星のやさしい息吹。
青から青へ。このほしは、そうやって息をしているのだ。
Answer.stengan774
stengan774×3 karathh p51 AmamotoIkuma 2meterscale 0v0_0v0
説明: RGB(0,0,255)のリンゴ(Malus domestica)。未成熟。
回収日: 20██/██/██
回収場所: GoI-████("名は体を表す運動推進会")拠点
現状: 同様の異常性を示すチンゲンサイ(Brassica rapa subsp. chinensis)、交通信号機ライト、ブルーマウンテンコーヒーと共に保管。
Answer.aisurakuto
0v0_0v0×2 r-00x×2 v-vetman hasuma-s Utsuki-K
アパートに帰ると部屋が青に覆われていた。人を殺した翌朝、午前六時のことだった。
靴を履いたまま廊下を歩く。勢いのまま、ソファーへと倒れ込んだ。部屋が青くなっているのは、その瞬間の私にとって些細な出来事でしかなかった。天井がやけに暗いな。そうか。青いんだな。そうぼんやり思ったのが最初の印象だ。色のすべてが青に置き換えられている事実を受け入れるのには数十分の時間を必要とした。しかし、私を驚かせるには至らない。半分くらい、心は死んでいた。殺しの感覚が心を震わせ、記憶の内側で暴れ回っている。部屋に染みついた青より頭に染みついた血の方が、形のない不安を想起させる。色を気にしている場合ではなかった。
殺人は計画し、滞りなく終了した。事後処理も済んで、ようやく落ち着く時間が来た。そこで遭遇したのは突然の青。私は冷静さを保っている。おかしい。本当なら、青を怖がるべきなのに。殺人がそれだけ重大だから? どちらも初めて経験する私には分からない。この青は何だ。ソファーに身を預け、考える。
そうか。私を投影したのか。この青が私の不安なら驚かないのも無理はない。私はこの青へと落ち続けていて、今もこの青を知り続けている。
Answer.AmamotoIkuma
ichinasi234 taga49 NorthPole p51 stengan774 sanks269
「夢が叶ったね、機長さん」
君の微笑みに、私は顔を逸らす。秋の晴れ間に君に語ったあの夢は、半分が真実で、もう半分は嘘であったから。
逸らした先で幼児と目が合う。ぷにぷにとした腕は頭の高さに伸び、君の手のひらにその手を隠していた。
似合わない、なんて言葉が溢れかけて、私は頭を振って誤魔化す──蒼穹は誰のものにもならない。誰のものにもなってはならない。そう最後まで信じていたのは、私一人だったというただそれだけのこと。
あの秋晴れを、瞼の裏に呼び起こす。
雨天の後の、冷たい太陽。それを見上げる君の瞳に映る、手の届きそうな澄んだ青。見惚れそうになるのを誤魔化すために、私はしきりに目を細めた。
君の瞳に飛び込んで、青に包まれ微睡んでいたい。そう真実を口に出せたなら。私にとっての青空は、君の目の中にしか存在しない。そう告白ができたなら。
一人駆ける空は、今日もひどく薄暗かった。
Answer.ichinasi234
izhaya×2 souyamisaki014 taga49 karathh p51 konumatakaki
「……綺麗ですね。」
隣の彼女が空を見上げながらそう言った。つられて見ると、遥か遠くの入道雲の他は何も無い、真っ青な空が広がっていた。いつもは恨めしく思うこの弱い体にも、今回ばかりは例を言わねば。そうでなければ、こうして彼女と共にいる事すら出来なかっただろう。
「ああ、本当に。綺麗な空だ。」
この時間を噛み締めるかのように、ゆっくりと答える。遠い地での争いなど忘れてしまいそうな程優しく、緩やかに時が流れていく。
「そうだ、今日のお昼は何にしますか?」
「先程朝餉を食べたばかりじゃないか。気が早いぞ?」
尋ねられ、苦笑しながら答える。病気を治すには美味しい物を食べるのが一番と言ったのは誰だったか。食いしん坊な彼女らしい考え方だが、実際にも効果があるのかもしれない。
「そうだな……そうめんがいいな。」
「はい、分かりました。近くなったら準備しますね。」
心地よい風が吹き抜け、ちりんと風鈴が鳴る。何気無い会話をしながら天に願う。
━━どうか、この穏やかな時間がいつまでも続きますように。
鈴の音の余韻が長く、細く残っていた。
''1945年8月6日午前7時54分、広島市にて、とある青年の記憶''
**Answer.NorthPole **
meshiochislash 2meterscale v-vetman NorthPole AmamotoIkuma aisurakuto
はるか遠くに光が見えた。その光に背を向けて、どちらを向いても青い中を降りていく。
沈んでいく、と言った方がいいだろうか。ついさっきケーブルが切れてしまった。極めて重い潜水服は重力に引かれるままに沈み始めた。人一人の力ではどうにもならない。もはや助かる術は無い。
酸素はしばらく保つだろうが、いずれ俺は死ぬはずだ。それまでこの海を観光するのも良いだろうと思ったが、周りにあるのは濁りきった青だけだった。青の中に独り漂う。だというのに、俺は不思議と落ち着いていた。もしかしたら、それは母なる海に包まれる安心感が故なのだろうか。
どうでもいい、とぼんやり思って上を向いた。見えなくなった海面に向かって青がグラデーションを作っていた。下に向かって濃くなる青の先にあるのは、黒だった。
青が黒に変わろうとしている。きっとすぐに何も見えなくなるだろう。もう既に、前に伸ばした手の先が黒に溶けていきつつあった。
暗がりに広がる青い染み。光の名残が小さくなって去っていく。そして全ては無限の暗闇に包まれた。
何も見えない暗がりの中、呼吸音だけが耳に届く。その音は次第に深く、長くなり、やがて静かに消えていった。
Answer.meshiochislash
hasuma-s p51 meshiochislash 2meterscale aisurakuto AmamotoIkuma taga49
「また俺と、夢を追ってくれないか」
失踪していた友人が、ギターを持って玄関に現れた。息を切らしている彼は青春時代のままで、ああ、若い頃はこんなこともよくあったな、と。僕は冷めた頭でそれを思いだした。
「██」玄関に立つ彼に、僕にとって必要な言葉だけを言う。「誰も彼もが、夢だけ見てられるわけじゃないんだよ」
……そう。彼の心の炎は青く、その輪郭は確かで。でも、いや、だから。その熱には誰もついていけなくて、僕らのバンドは最後には融けた。
玄関の扉を閉める。僕は彼の顔を見ることができた。それが必要なことと思えているから、彼の愕然とした顔も受け入れられた。
閉ざされた入り口に背を向ける。来客について訪ねてきた妻になんでもないと告げて、僕は机のイヤホンを取った。物置に仕舞い込んだギターは錆び付いているし、僕に今必要なのはこの紐だけだ。
スマホにそれを差し込んで、追っているインディーズの新曲を流す。その声はあの時と変わらないままで、僕はそれに感傷を覚えることもなく。
ただ、好きな曲の一つとして聴き入っていた。
Answer.souyamisaki014
stengan774×2 souyamisaki014×2 meshiochislash tolpo
空はどうして青いのか?と子供らしく疑問に思ったことがあるが、当時の私は大人に尋ねるでもなく自力でそれを調べひとしきり納得する子供らしくも可愛らしくもないガキだった。だからこんな所に来るような大人になってしまったのかもしれないが、閑話休題。子供の頃に調べたその真相は今となっては遥か忘却の彼方、記憶の海底に眠るといったところだけれど、そう、”海”。水色とか言うくせして青い、透明水の色などではない不条理な色をだから幼少の私は嫌っていたのだが、後年知った事実として、水は青く見える。空の色が青いのと同じく分子と光の反射率が云々という原理だったはずだが、端的に言えば外から見たら地球は青く見えるのだ。そのはずだ。昔から瑠璃色の地球という俗にいう名曲の作詞者は地球を見たことないはずだろとは思っていたが、しかし写真を通して見ればその事実は誰でも確認できる。し、実際外宇宙支部に配属された私はこの目でそれを確認した。
で、何が言いたいかというと。
ある日気づいたら地球が真っ白に染まっていた。
XK-クラス”全球凍結”シナリオ。我が母星、命の星・地球は、いつの間にか死の惑星へと変わっていた。
Answer.stengan774
dr_kudo taga49 AmamotoIkuma r-00x aisurakuto stengan774 sanks269
「もうすぐここも"青"に沈むよ」とすれ違う人は言っていた。
私は白塗りの空を見上げる。鮮やかな青はまばらに残る程度で、今から向かう先で"青"が流れ溜まっていることは容易に想像できた。
実際、私たちはあの日まで、空が溶け落ちることなんて有りはしないと信じていたのだ。
「海が青いのは、世界の果てで空と溶け合っているから」なんてことはおとぎ話で語られていたことだけれど、そんな笑ってしまうぐらいメルヘンなお話が、快晴の空から色が滴り落ちてきたあの日、非科学的で不条理にも証明されてしまった。
晴れの"青"、雲間の"灰色"、夕焼けの"赤"、月夜の"黒"、全てが地上に惜しげも無く降り注ぎ、瞬く間に文明を塗りつぶしていった。人々は流浪し、有害な"色"を避けて生きることを余儀なくされていた。
私の横を足早に過ぎゆく人々も、"青"からの避難民なのだという。だれも私のような、破れた空の真下に向かう狂人には目もくれない。
やがて私は溜まり場に到着した。水中眼鏡を付け、"青"の中を覗く。誰も知りはしないだろう。その底に、我々と同じような街が広がっていることを。この世界は空になろうとしているのだ。
Answer.GermanesOno
v-vetman×3 Utsuki-K r-00x souyamisaki014 konumatakaki GermanesOno
蒼穹に固着する、地平線で震える影法師。Off Rampの路面標識の僅かに数十メートル先でハイウェイは途絶え、延々と続く砂礫砂漠と侵食された粘板岩が肋骨を晒す。鉱石植物群、クロロフィルの骸骨、首都Uelに備蓄食料の定期便が投下された神無月、その一週間の話。
実験都市Kenderyは十数年前に放棄されるも燐灰青蔦は延々と拡大を続けている。数十の治水制御棒管理棟と十三の小駐屯市、隣接する二つの道路網絡部分は全て埋没し、北方地区の生活基盤が崩壊したことで、奇しくも荒廃地の緑地化計画は一歩前進した。滑空撮影グライダーから送信される白黒写真に不自然な自然の滲み、アルファルファの誇大妄想により大地は確実に蘇生しつつ有る。
「"ATY-090-434から受信"。技術班主任、ドローン群の整備が完了しました」
手元の端末にメッセージがポップアップ表示される。同時に地平線に蒼白の爆炎が上がり、衝撃波が砂塵と小石を舐るように走り去った。どうやら未だ硝酸弾は踊っているらしい、装甲を発達させた矢車草を掻い潜り、地表面で跳ね回っている。鉱石植物群の薄膜を穿つ仕事、神無月の二重満月が地表に影を落とし始める、その一週間の話。
Answer.kronohanahana
kronohanahana×6 ichinasi234 AmamotoIkuma
ねこねこねこ。歩く音はねこの音。ねこねこねこ。肉球が「ね」っと地面に触れ、「こ」っと地面を離れる。ねこねこ。ね。
かわいいねこ。かっこいいねこ。瞳が爛々と光るねこ。このねこの瞳は青色。澄んだ青色。今日の空の色も澄んだ青色。
こ。ねこねこねこねこ。
今日は暑いし、海にでも行こう。多分海はあっちのほう。知らないけど。ねこねこ。
ね。
ついた。海。青い海。青い空と青い海と青い瞳。ほら、今日は青の日だから、ぴったりだ。青の日って言うのは、今決めた。
海は大きい水たまり。雨上がりの小さい水たまりは青色をしていないのに、海はなんでか青い色をしている。今日はここで寝よーっと。
「せんせー、プールサイドで猫が寝てますー」
Answer.taga49
konumatakaki×6 izhaya taga49×2 meshiochislash
「青色が欲しいのかい?」
美術部の部室で、絵具と格闘していた僕に、先輩が話しかけてきた。
「君が描いている人物画のモデルを教えてくれたら、これをあげよう」先輩の手から手品のように、青い顔料の入った小袋が現れる。
「ええと」欲しいは欲しいが、「モデルは貴女です」とか言えるはずがない。
貴女に惚れて、貴女を描くために美術部に入って、今はその青い瞳を描くための色を探しています、なんて、馬鹿正直に言えるはずがない。
ラベルの「ウルトラマリン」の文字に目をやった。鮮やかな青が僕を見つめ返す。
「それ、合成ですよね」返事に窮した僕は、ごまかすように聞いた。
ウルトラマリンといえば、下手すれば金より価値の高い、絵具の最上級だ。一高校生の先輩が持てるはずはない。
そう踏んだ僕に反し、先輩は平然としながら「本物だよ」と言った。
「え」
「鉱石好きから貰った、本物のラピスラズリだ」
さぞ良い青が出るんだろうね。
で、モデルは誰なんだい?
先輩が僕に顔を近づけてくる。端正な顔。その中心で揺れる、深い青。目が離せない。
僕は自分が青ざめていくのを感じながら、しどろもどろで、返事の言葉を探し始めた。
**Answer.konumatakaki **
meshiochislash×3 v-vetman 2meterscale GermanesOno sanks269
昔の不発に落ちたミサイルの破片を見て、これにカメラつければいいじゃん、そうすれば分厚い灰色の雲の先を見れる、と言い出したあいつを馬鹿にしたのを覚えている。いや実際に間違いなく馬鹿だった。あの時適当におだてて気分よくさせていればと今でも少し後悔している。
何回か爆発事故を風の噂で聞いた数ヶ月後、あいつは方針を水素気球に切り替えた。廃品の合成プラスチックを器用に伸ばした風船に、電気分解で得たガスを詰める。どういうわけか俺が手伝わされた。たしかに俺は街で一番の化学屋だったし、あいつは一番の機械屋だった。二人が手を組んで作れなければ諦めるほかない、とあいつはちょくちょく言っていた。そしてまた爆発した。
打ち上げはあっけなく終わり、小さな赤色は灰色の空に吸い込まれて消えていった。そしてしばらく経ったあと、電波ビーコンを頼りに走るとパラシュートでそれは降ってきた。戦前の貴重な電気カメラに改造なんて周りに知られたら面倒ごと間違いなしの暴挙を乗り越えて、俺とあいつでやってのけた。この時ばかりはあいつもカメラを無くしたら大変だと思っていたらしいが。
小さな画面に映る色は、思っていたよりも綺麗だった。
Answer.R-00X
sanks269×2 meshiochislash karathh NorthPole aisurakuto
空を見上げる。雲は視界の隅にチラつくばかりで、自分の真上には陽の光があらん限りに降り注いでいる。季節が季節だから、気温や湿度を気にせず、日差しの爽快さを享受できる。でも、だからこそ、この欠ける事のない空に、説明のつかない寂寥感を覚える事を、嫌でも意識してしまうのだ。
昼間の空はレイリー散乱によって色付くのだそうだ。光というのは自身の波長より小さい粒子に弾かれるから、直上から、短い大気の層を通る昼には、散りやすい短い波長の光が目に届きやすい、と。理屈の上では承知しているし、殊更それを疑うなんて馬鹿らしいとさえ思う。でも、瞼を閉じ、肌で光の圧を感じる時に覚える言い知れない高揚感と、瞳を開けて、そこに変わらない好天の空が広がっている事を確かめる度覚えるささやかな絶望感に、自分は、そこに本当ならもっと大切な何かが含有されていたのではないか、皆、それをすっかり忘れてしまっているのではないか、と疑わずにはいられないのだ。
視線を落とし、ビルに囲まれた世界を一瞥する。そこにも、自分が求めるものは一向に見つからない。きっと、全てを照らす太陽が悪いのだ。大切なものを独り占めして、何食わぬ顔で輝いているのだ。
Answer.p51
v-vetman×3 meshiochislash hasuma-s aisurakuto stengan774
「最後の晩餐は何を食いたい?」
「ブルーハワイかな」
「あーごめん、それは無理だわ。これで我慢してくれ」
男は地面に何かを投げてよこした。それは-
「ラムネ味のガム?なによこれ、こんなんで満足しろっていうわけ?」
「仕方ねえだろ、一番近いのがそれなんだから」
「はあ……まあいいわ。ところで、これ私が手を付けなかったらどうなんの?」
「そりゃあ、次の奴に渡すさ。もったいねえからな」
「じゃあそうしてあげて」
「なんだ?要らないのか?最後の晩餐だぞ」
「隣にロシュって子がいるの。あの子要領が悪くて、食事の量はいつも一番少なかった。今もお腹を空かしてると思うわ」
「だから、その子にあげたいの」
「ふぅん、そうか。まあ、断る理由も無いわな」
男は腰のホルスターから鈍く黒光りするベレッタを抜くと、素早く正確に狙いを定めた。
「最後に言いたいことはあるか?」
「無いわ。ああ……でも、あの子にもう一回キスしてあげる約束は守りたかったかな」
「そうか」
火薬の爆ぜる音が響き、硝煙の臭いが部屋を満たす。煙を吐き出す相棒を片手に男はかがみこんでガムを拾う。
その夜、2つの星が空に輝いた。
Answer.Utsuki-K
Utsuki-K×2 tolpo GermanesOno meshiochislash ichinasi234
『人生とは選択の連続である』とはシェイクスピアの言葉だったか。
人生という長い旅路、その歩く道を選ぶ権利があると言えば聞こえはいいが、それは同時に道を選んだ責任を負う義務もあるということだ。それは時に後悔を伴って重くのしかかってくる。そう、ちょうど今の自分のように。
俺は拳を握り、目の前に叩きつける。そう、言い訳をしようと思えばいくらでもできる。他人が悪い。社会が悪い。運が悪い。しかしそうやって怒りの矛先を目の前に突き出してみたって、ふと我に返ってよく見ると、たいてい向けた矛はだらりとしなだれている。鈍色の穂先は恨めしげに自分の情けない顔を映し出しているのだ。
今から別の選択肢を探してみるか、という考えが頭をよぎるが、すぐにそれを打ち消す。それこそ愚の骨頂だ。軍勢がルビコン川を越えてしまった以上、今できることは自分の選んだ選択を信じることくらいだ。俺は色が変わるくらい両の手を固く組み、額に押し当てる。それは意図せず祈りの姿に似ていた。
今はただ、この時が少しでも早く流れることを――
カタンと音を立てて、扉の錠につけられた小窓の色が赤から青に変わった。
Answer.Dr_kudo
dr_kudo r-00x AmamotoIkuma sanks269 Utsuki-K karathh
この雲の上には空がある。見たいと言うと、コーパイ席の相棒が冷たく返してきた。死ぬ前の一瞬にでも見ればいい。
僕ら飛行機乗りにとって、その景色を見ることは死を意味した。
ご先祖様が必死に作った、光を吸収して赤外線を吐く雲。お陰でミサイルやその他には怯えなくていいけど、数百年ぶりの鎖国で張り切ったにしても限度がある。
その中に隠れ、人や物を届けるのが僕らの仕事。頭を出したら瞬時に撃墜されるから、計器と常ににらみ合いだ。
「進路、流されてる」
「了解。新入りは?」
「八番機。応答を。」
護衛の戦闘機に声を掛けるが応答がない。
「待避高度に上がる」
遅かった。右手で三つほど赤黒い花が咲く。航空燃料が燃え上がる色。あれでは脱出の暇もない。
僕はスロットルを押し込む。せめて高度を。
警告音。相棒が舌打ち。尾翼を丸々吹き飛ばされた表示。
「操縦手順が半分になったな」
これはもちろん冗談。僕はエンジン出力を弄り巨体のバランスを保つ。慣性の法則は偉大にして、無慈悲だ。
「だめだ、高すぎる!」
明るさが増す。機首が境界を突き破り、閃光が目を焼く。
僕は、人類が空を追われた理由を知る。この『青』に、僕らは似つかわしくなかったのだ。
Answer.karathh
nununu×2 karathh×2 aisurakuto hasuma-s stengan774
僕は今、海の上でプカプカと浮いている。
連日の仕事で睡眠不足にまでなっていた僕は気分転換に海にまで1人出かけ、今に至る。
何にも縛られることなく己を海に委ねることで悩みも流される様だった。
空は雲1つない快晴で太陽を見ていなくても眩しいくらいだ。
ふと思い付いて体を仰向けにする。
空とは違う深い青が奥底まで続いている。
魚がいたので潜ろうとしたが、どうにも沈まない。
どうやら太りすぎちゃったかな。
仕方がない、今はこの永遠とも言える憩いを楽しもう。
お、陸が見えてきた。
「―今日午前2時、3日前に行方不明になっていた男性が遺体で発見されました。遺体は疾走箇所から50km離れた海岸で近隣住民が発見したとのことです。専門家によりますと、男性は最後にいたと思われる浜付近で遊泳中、離岸流によって溺死したと考えられています。―」
Answer.sanks269
2meterscale×3 GermanesOno karathh AmamotoIkuma meshiochislash p51
空の青さは空気の青さ。分厚い豪華な大気が光の散乱を起こして醸し出される色だ。あゝ愛しのレイリー卿、そなたの名付けたレイリー散乱を私の視界にも是非。
異国の英国紳士に想いを馳せながら、私は今日もソラを見上げる。青く輝くその領域は、丸みを帯びて私を見つめている。聞くところによれば、あの青は空の青さではないらしい。
その円の名は"地球"と言った。私の住む第17月面都市は月表にあり、それは天窓からよく見えた。白く細切れの斑点は"雲"、緑と茶の面は"土"、複雑な濃淡を抱いたあの青色は"海"と言うらしい。その色のどれも、この街には存在しない色だ。
私は月に生まれ、月で死ぬ流れに居る。夢見る少女は既に老いさらばえ、16の今はそれも別にいいかなーと思っていた。多くの月人は地球に降りず、その生涯を終える一般常識があった。
それでも私は、いつかあの星に降り立つつもりだ。
聞くところでは、地球には水平線という物があり、空と海とが交わるらしい。大人になってお金が貯まる頃、2つの色の交わる境界線を、私は確かめに行くのだ。
その頃には、そこに確かな違いを見つけられることを期待しながら。私は今日も豚の貯金箱に硬貨を入れている。
Answer.stengan774
stengan774×6 tolpo souyamisaki014
そのトラック運転ドライバーは語った。
「████号高速ではね、出るんです」
「いや幽霊じゃありません。もっと恐ろしいです。飛び出しですよ」
「ええ、もちろん高速道路ですから、飛び出してくる人なんて居るわけ無いです。けどね、実際体験した仲間が居る」
「私も体験しましたよ。本当にふっと突然目の前に現れて、気がついたらはね飛ばしている」
「警察の調べでは、そういった奴らは不法労働者だとか。身元照会が上手くいってないみたいです。場所が場所なんで、こちらに責任は無いのが唯一の救いです」
「それにしても、やっぱり気分が悪いですよ」
そのエルマ外教の信者は語った。
「あの異世界はですね、なぜか高速道路の上にしか跳躍できないんですよね」
「ええ、多くの同志が、跳躍した瞬間車にはねられて息を引き取りました。悲しいことです」
「もちろん対抗策は考えていますよ。ホラ見て下さい。この上腕二頭筋を。トラックも破壊できます」
「簡単でしたね、轢かれても死なないように身体を鍛えておけば良いんです」
「それにしても、やっぱり気分が良いですよ。鍛えるのは」
青鈍色の空×エルマ外教。近日公開1
Answer.nununu
0v0_0v0×2 izhaya×2 Utsuki-K kronohanahana AmamotoIkuma
朝の星占い、今日の僕のラッキーカラーは青だった、と、ギリギリ寝坊でない程度に遅く起きた僕に母が言った。
しょうもな。とりあえず「うん」と答えて家を出た。「いってきます」
駅までのバスの中、友人からLINEがあった。
「お前今日遅いじゃん」
「ちょっと寝坊」
「もう先行ってるから」
「あいよ」
友人が乗る駅には止まらない急行の電車に乗ったつもりだったが、どうやら各駅停車だったらしい。降りるひとつ前で気付いて、ふと、降りるときに電車を見た。その電車は青かった。
乗り換える駅のホームで水筒を忘れたことに気付いて、自販機で買うことにした。青いラベルのスポーツドリンクを選ぶ。投入額を示す数字が回る。7、7、7、7。
ゴロリ、と、同じスポーツドリンクが落ちてくる。自販機は青かった。
ホームの喧騒を背にして電車に乗る。20分揺られて高校の最寄りで降りる。少し遅いこと以外はいつも通り。ただ、そうして着いた教室はいつもより騒がしかった。
「おい」
友人だった。
「今日は急行乗らなかったのか」
彼が差し出したスマホの画面には、僕が乗るはずだった黄色い急行電車が、横倒しで、煙を上げて、赤や白の車に囲まれた姿で映っていた。
今日のラッキーカラーは、青。
Answer.meshiochislash
tolpo×3 stengan×2 NorthPole ichinasi234
青木ヶ原樹海は、別にそこまで自殺の名所ではない。それなのにそんな噂が広まった結果、ミーハーな自殺者2が本当に自殺するためにここに来るようになってしまった。全く、地元の人からしたら迷惑な話だろう。
まあ、そんなところに自殺しに来る僕も同類なのだが。ベンチに座り、目を瞑る。最後に眠るのも悪くないだろうと思ったが、遠くから人の営み、騒がしい声が聞こえてきた。
「自殺まんじゅう!自殺まんじゅうはいらんかねー!1つ500円!」
「青木ヶ原名物ロープラーメン!美味しいよー!」
「必ず狂う方位磁石!安いよ安いよー!」
……。
……………えぇ……。
※フィクションです。
Answer.izhaya
souyamisaki014×3 0v0_0v0×2 hasuma-s GermanesOno NorthPole stengan774
「空が青い理由は知ってる?レイリー散乱って言うんだ」
あいつは夕焼けを隣で眺めながら呟いた。
僕は続きを促す。
「空気の層に光が当たると青色が散乱するんだ。
昼間は空気の層が薄いから青色に、夕方は空気の層が分厚いから青色は散乱し過ぎて赤色に見える」
僕はいつものように相槌を打つ。
じわ、と夜が空に染み込んでいく。
「おかしいよな。
散乱するから青色に見えて、散乱し過ぎると赤色って。
現象の名前は、本当の疑問には答えてくれない」
何となく、言いたいことが解った気がした。
あいつの頬に流れた涙が、空の色を映していた。
夕方の紅から、星空の藍色へ。
「お前の血が青いのは、何て名前がついてるんだ?」
「ヘモシアニンなのさ」
あいつは少し笑ってそう言った。
宇宙の色。
それに混じって、幾何学的な黒い影が空に浮かび上がる。
行くのか。
うん。
もう一枚、絆創膏を差し出すと、あいつはそれを両手で包み込むように受け取った。
「大事に使うよ、次に怪我した時に。」
じゃぁ。
閃光に思わず目を閉じた。
目が慣れた頃には、あいつはもう居なくなってた。
家に帰って、父さんのパソコンで調べた。
お前、イカの仲間なのかよ。
少し笑って、僕はやっぱり寂しくなった。
Answer.v-vetman
konumatakaki×3 Utsuki-K×2 NorthPole AmamotoIkuma sanks269
「……凄い。」
「でしょ?おいで。」
タラップを降りて歩み出すと、クラタ君も私の手をながら追随する。一歩進むごとに鏡面に波紋が走る。四つの波源が代わる代わる円を描く。どこまでも広がる円を。
「──未開拓エリアk-88、地球のウユニ塩湖みたいな場所だね。深度1cmの海がこの先ずっと続いている。気温と塩分濃度が高すぎる上に酸素も少ないせいで、通常の生物は一切生息できない。今この場にいる我々を除いてね。気に入ってくれた?」
「ええ、勿論──」
クラタ君は波紋の道を描きながら、船に背を向けて真っ直ぐ進んだ。どんどん私から遠ざかっていく。
40メートルほど遠ざかった地点で彼は止まり、振り向く。
「──イドさん!イドさん!」
「なーにー?」
「イドさん!」
「何だい何だい──」
船外作業用の強化外骨格をパージしたクラタ君が、今度は真っ直ぐ私の元へ走り始めた。同じように外骨格を脱ぎ捨てながら、私も彼目掛けて走り出す。
水飛沫をまき散らしながら、頭を空っぽにして抱き合った。衝撃は想定よりも少なかったが、勢い余って二人ともそのまま膝から鏡面に崩れ落ちてしまう。
私と、クラタ君以外のすべてが、この星の青に染っていた。
Answer.hasuma-s
taga49×2 dr_kudo×2 souyamisaki014 konumatakaki hasuma-s AmamotoIkuma stengan774
「えー?」
「お願いだから、ね☆」
部屋には女性が2人。甘い声の持ち主は、ピンクと黄色を基調としたフリルの多いドレスを纏っている。片や上の空な返事をする女性は、大きめのロングコートを着ており、隙間からセーラー服が見え隠れしている。
「私直々のスカウトなんだぞ♡どーしてうんって言ってくれないのお!」
「はあ」
ドレスの女性はその場で地団駄を踏み、フリルがフワフワと揺れる。セーラー服を着た女性は大きくため息を吐いた。そうして徐に机の上に置かれた数枚の紙の内の1枚を手に取る。
「"AWCuY"。なんで私がアイドルやんなきゃいけないのさ」
「ええ?!」
ドレスの女性は机から大きく離れ、心底驚いたような表情をしている。
「ユクラン、自分の顔を鏡で見たことないの?」
「あるが」
「お粧しとかオシャレとかは?」
「ないな。私が私とわかればいいだろ」
「……はあー」
今度はドレスの女性が大きくため息を吐く。彼女は右手を握りしめ、左手で机を強く叩く。
「私決めた!ユクラン大改造計画☆を先にやんなきゃダメ!というわけで、早速メイク室にゴーだぞ☆」
「あ、ちょっと、待て!引っ張るな!」
バタバタと2人の女性は部屋を出る。部屋は静寂に戻った。
目利き部門
優勝:6点
stengan774、炭鉱のカナリア、Utsuki-K
作風部門
優勝:6点
kronohanahana(No.15)、stengan774(No.24)
主催者の!岡目八目
毎回目利き一位であるこの僕のワンポイントアドバイスです。偉そうです。
No.3: 寿司→Dr_kudoの結び付けは意外と外れやすい(過去から見ても意外と寿司を書かない、多分kudoさんは寿司は長くなるか満足したのしか出せないかだと思う)ので、まず偽造を疑う。
ただこれsouyamisaki014なのは読めねえ……。
No.16: シチュエーションはkonumatakakiさん。だがよく見るとkonumatakakiさんより表現がかなり直接的なんですよね。今回 konumatakakiさんが会話文書いてないのでtaga49さんと予想するのは難しいかもしれないけど……。
No.26: 自殺を小馬鹿にして踏みにじる作品を書く人間は死に際まで足掻く人間が好きなんですよね。極夜灯とか筐体造りとか。僕です。
No.28: 長めの用語みたいなのを多用してるからv vetmanとわかりやすいなぁと思ったら正答0。意外。
さいごに:対話部門を読め。
